機械加工部品のステンレス溶接
- Yamada Welding Ind
- 2017年11月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月19日

溶接後に機械加工が待っているので巣の発生が厳禁です。
ちなみに巣とは空洞が内部に出来ることです。
以前は加工後の巣に悩まされていたとのことでした。
数年前からは、当社に任せて頂いております。

材質はSUS304です。

仮付けすると深さ5mm程で、“レ型”の開先形状になります。

1層目は若干凹んで見えるくらいにします。
ポジショナーを使うとSUSは本当に綺麗な色が出ますね。

割としっかりと溶かし込ませます。
ただし必要以上に幅が広くならない様、電流値をしっかりと調整します。

続いて2層目です。
ヒケやら盛り足りないことに配慮しながら作業を進めます。
盛る作業に関しては普段から金型肉盛で鍛えられているので余裕ありです(笑)。

手際良く、尚且つもたもたしないよう心がけているのと
適切な電流値を選択し、さらにパルス機能を使用しますので
必要以上に熱がかかっておりません。
焼けが少ないのが写真からもお分かりになるかと思います。
機械加工後の巣やヒケにお困り方は、ぜひお問い合わせ
下さい。
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